「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」を読んでみて
今回読んだ本はこれ
読む前(before)
最近システムに関わる身としてあまりにも最新技術のことを知らなすぎる。
それに、世の中で話題になっているAI(人工知能)についてWebや人から聞いた内容ぐらいしかわかっていない。
さらに言うともっと面白い、興味がある仕事を自分の力でゲットするために、
今後AIを活用する立場として役に立つために、
まずは基礎からAIについて理解したい。
もっと言うとAIエンジニアやデータサイエンティストとして活躍するための一歩として。
というよりも、今後の世の中はAIが上手く使えて当たり前、各会社の特徴を活かしたAIの使い方がビジネス発展の起点となる気がする。
と、そんなわけで今回は
「AI(人工知能)の基礎概念をざっくり理解し、世の中のAIがどのようなモノかを簡単に説明するには?」という問いを持って本を読むことに。
気づき(after)
3つのキーワード
1.「アルバイト・一般社員・課長・マネージャー」
2.「「学習する」とは「分ける」こと」
3.「コンピュータが自ら特徴量をつくり出す」
この本の例えの1のキーワードはとてもイメージしやすく、わかりやすい。
「言われたことをやる」から「自らルールを作りだす」といったように世の中のAIは分類されている。
その中でもコンピュータのスペックの向上や機械学習技術により、コンピュータが2のキーワードの能力がかなり上がってきており、人間が基準(本の中では特徴量)を設けることで早く、分けることができる。
さらに、3のキーワードの基準(特徴量)をコンピュータ自らが作り出すディープラーニングが発展し、より進化したAIが世の中に出てきている。
ただ、本のタイトルの「人間を超えるか」に関しては、まだまだSFのようなAIは出てこないのが現実と述べている。
確かに、まだまだコンピュータは汎用的でなく、各領域に特化した判断しかできていない。
逆にこれは、自社の領域に特化したAIを作る必要があると感じ、この部分に関われる仕事をしていきたいと感じる。
1つのメッセージ
「AIとはSF映画のようなものではない。今のAIとは多様なデータを人間やコンピュータが作った判断基準(特徴量)で仕分けるもの。何かを検知する能力が高いコンピュータ。」
やること(todo)
最終的には、お子の体があおむけかうつ伏せかを判断するAIを作る。
補足
ビジネスとして、自分のいる業界の特徴量を考え、それにあった固有モデルを作ることで、新しいサービスを世の中に提供できるのではないか。
ただし、この特徴量を作ることはかなりの時間と労力が必要になることは覚悟しなければいけない。
このスキルと経験を身につけたい。
いまさらではあるけど、良書。
ではでは。