エンジニアお父さんの子育て日記 出産立会い編 後編
それでは、出産立会い編の後編を書いていきます。
前編はこちら
お子の爆誕 1日前 19時まで
昨日から引き続き、嫁は朝まで5～10分間隔でずっと陣痛？が来ていて、
眠れずかなり体力が削られている様子。
「陣痛きたかも」も前日の夜から朝までずっと計測していて、しっかりした嫁だと改めて気づかされた。
夜は気を使ってくれて、自分を寝させてくれたことに感謝と申し訳なさが・・・
で、さすがに体力的にもきつく、心配なため、きっちりと5分間隔にはなっていないが、陣痛？の痛みが強く、長く、短くなってきていることもあり、
病院に5分間隔と伝え、病院に嫁をやっと連れていけることに。
まだ病院で検査を受けるまでは、帰らされる可能性があるため、まだ安心はできない。
病院に着いてからは、すぐにNSTを実施。
NSTが終わると、次は子宮口のチェック。
この時間は自分は部屋から出されることに。
書き忘れましたが、病室は個室で結構広いからのんびりゆっくり過ごせる感じ。
この時は10時ぐらいで、子宮口が5cmとのこと。
ただ、助産師さんからは、まだまだ時間がかかりそうなため、院内をどんどん歩いてより痛くなってくださいと笑顔でかなりスパルタなことを言われ・・・
そこからは、嫁と一緒に院内を痛みに我慢しながら2時間ほど歩くことに。
院内にいるベビーたちを見ながら、自分たちのベビーのことを考えてひたすらに頑張る。
本当に嫁の力強さに感動。すんばらしい。
歩いているうちに昼ごはんの時間に。
・・・
ん・・・
めっちゃごはん豪華。量多し。
かなり力がつきそうだけど、嫁は痛みもあり、全部は食べられず。
残った分は、自分がおいしく頂きました。
おいしかった。
と、一旦は出産の雰囲気からごはんの雰囲気にしてみました・・・
ではここから。
ごはんを食べて少したってからNSTを実施。
この結果も7分ぐらいとなかなか陣痛？間隔が短くならず・・・
ただ、少しずつ肛門付近に痛みが出始めてはいるとのこと。
次は、子宮口チェック。
毎度ながら自分は部屋から追い出し。
子宮口8cmとのこと。
お、これはなんだかんだ順調なのでは？と二人で思い始め、もう少し院内を歩いてみることに。
少しすると再度NSTを実施。
でここからが微妙に・・・
NSTの実施はベッドに寝ころびながら実施するのだが、
体力的につらくなってきたこともあり、
嫁は陣痛？の合間に爆睡・・・
これにより、陣痛間隔が10分ぐらいになり、お腹の張りも弱くなってしまったらしい。
同じように子宮口のチェック。
すると、前回8cmと言われたが、実際には6～7cmぐらいで、目一杯広げれば8cmと言われた。
でそのあとに言われたのは、陣痛？もしっかりと来ていないから、ごはんを食べたあとに陣痛促進剤を打つかどうかを判断してほしいとのこと・・・
この時はだいぶ不安になりました。
どうしてよいか本当にわからなくなりました。
陣痛促進剤を打つことによるリスクは何？待つことのリスクは何？ともう何を基準にしたらよいかわからず。
不安な状態になりながら、豪華で量の多いごはんを二人で食べました。
でいつもながら自分の判断力のなさと意思決定の弱さに呆れました・・・
結局は嫁が今日中に産みたいと言ってくれ。
嫁とお子の体力的にも陣痛促進剤を打って早く産んだほうよいと自分も思い、
そのことを助産師さんに伝え、
先生にも来てもらい、診察をしてから決めることに。
そこで、言われたことは、微弱陣痛といって陣痛が弱いこともあり、このまま待つと出産後に出血が多くなる可能性があるため、陣痛促進剤を打って今日中に産んだほうがよいとのこと。
先生にこういわれるともう打つしかないとなり、二人で同意書を確認しサイン。
この時19時。
ここからは今までのゆるい感じから怒涛の出産劇。
それでは。
お子の爆誕 1日前 19時半
陣痛促進剤を打つ。
お子の爆誕 1日前 20時
効果は抜群で、やっと陣痛？から陣痛に変化。
間隔も5分間隔で陣痛の強さもかなり強めに。
ここからは、嫁の肛門をグーでひたすら押す作業者へ。
陣痛がきたタイミングで、肛門へグー。
陣痛がきたタイミングで、肛門へグー。
陣痛がきたタイミングで、肛門へグー。
陣痛がきたタイミングで、肛門へグー。
力の限りグー。
正直自分にはこれしかできない・・・
お子の爆誕 1日前 21時
陣痛間隔もかなり短くなり、お子をもう少し下げるために、
ここからは陣痛の最後にいきみを実施。
呼吸法はこんなイメージ。
スーハーフン
スーハーフン
スーハーフン
スーハーフン
ある程度、陣痛が進み、子宮口も開き、お子も下がってきたこともあり、
人工的に助産師さんが破水をさせてくれる。
お子の爆誕 1日前 23時
ここからはドラマとかでよく見る出産のポーズ。
ついにお子との対面が近づいてきた感じ。
ここまでくると自分の役割はただただ応援と汗拭きと給水のみ。
ひたすら頑張っている嫁を応援。
頑張れ、嫁。
頑張れ、嫁。
頑張れ、嫁。
頑張れ、嫁。
お子の爆誕 24時02分
爆誕！！！
でも、顔が紫・・・
それに、助産師が若干焦っている・・・
すぐにお子が抱っこできない・・・
お子は助産師さんたちにお世話してもらい、
検査してもらっていると、
なにやら酸素濃度が少し低いらしい。
機械も若干のアラームが鳴っていたりとただただ不安な時間が流れる。
せっかくお子が爆誕したのに、
落ち着けない、喜べない、マジ不安・・・
とりあえず、酸素をあげることで酸素濃度があがることがわかり、
少しの間は保育器でお子は過ごすことに・・・
追記
今は数日たって保育器からも出ているため、安心してます。
あと、出産を経験して
女の人は本当にすごい。
嫁を本当に尊敬する。
お子は嫁似。
ではでは。
