hijikitaroのブログ

しがないSIerとして、日々プロジェクトを管理し、システムを育て、日々お子を見守り育てる中での出来事や学びを淡々と書いています。

初めてのディープラーニング:DCGANを使って好きな画像を生成してみる

前回DCGAN(チュートリアル)の写経ブログをしたので、今回は好きな画像に対してDCGANの写経ブログ

本ブログのコードは、

https://github.com/HijikiTaro/GEN-IMAGE

に載せています。

目的

ディープラーニングの知識が乏しい自分でも写経をすれば、DCGANで好きな画像を生成できる説の検証

実際は試しにやってみようぐらいの気持ちでやってみた・・・

「DCGAN」については、前回のブログを参照。

hijikitaro.hatenadiary.com

実装

実装環境

Webブラウザのみで環境構築でき、無料でGPU利用できるので使用。

実装

今回は下記ブログを参考に。

qiita.com

コードを写経してみる。
・・・だけでは、上手くいかない。
上手くいかない箇所としては、
生成するための画像を学習させる部分。

具体的には、
画像サイズを128×128にリサイズして、
GANを実行しないといけない部分。

上記でつまづいた理由として、
そもそも画像サイズが影響することがわかっていなかったため、
拾ってきた画像を放り込めばできるでしょ、と思ってしまっていた。
あとで考えれば、画像サイズを意識することは至極当然という・・・

リサイズさえ行えば、GANのコードに関しては、
写経そのもので実行することができた。
つまり、実行するところまでは説立証。

では、結果として生成された画像は

f:id:hijikitaro:20190625211506p:plain
iteration_0
f:id:hijikitaro:20190625211503p:plain
iteration_71000

と、
徐々にスライム感がでてはいるが、まだ完成形には程遠い結果となった。
これは、学習画像の精度と学習不足が原因な気がする。
また、iterationも200000回を想定しているが、なぜか最後まで実施できず、
中途半端な71000回で終わっているのも要因・・・

ということで、写経すれば知識がなくても生成できる説は、説立証。
ただし、生成された画像のクオリティに関しては、説・・・。

今後の課題

  • より完成形の画像を生成するには?
  • iterationを最後まで回すには?
  • モデル構造を変えて実施するとどうなる?